近年デジタル化が進む一方で、多くの違法サイトが出回り深刻な社会問題となっています。というのも、違法サイトなのか安全なサイトなのか見分けることが難しく、さまざまな被害を受けることが考えられるんです。違法サイトと知らずに、マンガや音楽などダウンロードしていませんか?
そこで、違法なマンガサイトをまとめてみました。
違法サイトとは
違法サイトの多くは、無料でマンガや音楽、映画などを提供しています。その背景には、不正に広告費を稼いだり、ウイルスに感染させ個人情報を盗んだり、架空請求などの詐欺を働くなどの危険性があります。
また、違法サイトは著作者や出版者等の許可を得ずに不正にアップロードされ、著作権を侵害し、漫画業界やアニメ業界、映画業界、音楽業界などにも多くの被害を与えているんです。
しかし、こういった違法サイトにある漫画 無料 違法です。知らずにダウンロードしてしまっても罪に問われてしまうので絶対にダウンロードしないでおきましょう。
マンガ違法サイト
マンガ違法サイトは、閉鎖したものから今もなお運営し続けるものまであります。これまでに確認されたサイトを紹介していきましょう。
漫画村
違法サイトの火付け役ともなったといわれるのが「漫画村」です。漫画村では、マンガはもちろん、小説や雑誌、写真集など無料で見ることができ、多くの人からアクセスされていました。そのため、利用者が急増したことにより、サイトが巨大化し社会問題にまで発展し、2018年4月に閉鎖します。
マンガロウ(Manga Raw)
マンガロウは、漫画村に並ぶ巨大な違法サイトです。漫画村は国内で運営されていましたが、マンガロウは海外で運営されており、ウイルス感染のリスクなどの危険性があります。
数多くの人気マンガが無料で提供され、多くのアクセス数を誇っていましたが、2022年に閉鎖となりました。
しかし、その後復活し今もなお運営を続けています。
マンガバンク(BANK)
実は、マンガバンクは漫画村の後継サイトとして注目を集めていた違法サイトです。
2019年11月から2021年10月まで運営され、約2年間で累計9億9,370万回のアクセス数を記録し、コミック業界に多大なる被害を与えました。その被害総額は2,000億円以上ともいわれています。
その後、大手出版社4社から情報開示請求を受け摘発され、今は閉鎖しています。
マンガジャパン(Mangajapan)
大人気マンガ「ワンピース」や「鬼滅の刃」、「呪術廻戦」などをはじめとする多くのマンガを無断で掲載していたマンガジャパン。もちろん、海外で運営されている違法サイトです。2022年に閉鎖したと思われましたが、今もなお同じURLで閉鎖や復活を繰り返しています。摘発を避けているのか、危険な違法サイトです。
マンガZIP(MANGA ZIP)
最も危険性がある違法サイトがマンガZIPです。というのも、マンガZIPでは他のサイトのようにマンガなどがサイト上に掲載されているのではなく、ZIPファイルにて無料で配布され、閲覧するにはダウンロードして開封しなくてはいけません。
つまり、マンガZIPでダウンロードするとそれだけで逮捕される可能性があるんです!くわえて、ファイルを開封してしまうとウイルスに感染してしまうことも…。
残念ながら、マンガZIPはドメイン名を変え今もなお運営しています。非常に危険なサイトであるため、アクセスしないよう気をつけましょう。